豆乳について
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豆乳Q&A

豆乳Q&A

    よくあるご質問

  • Q1
    豆乳とは、何と説明したら良いですか。
    多くの食品や飲料などは、日本農林規格(以下JAS)で定義されています。JASでは、豆乳とは『大豆から熱水等によりたんぱく質その他の成分を溶出させ、繊維質を除去して得られた乳状の飲料(「大豆豆乳液」と言う)であって、大豆固形分が8%以上のもの』と定義されています。
    簡単に言うと、豆乳とは「大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮詰めた汁を濾した液状の飲み物」と言えるでしょう。
    ちなみに、この大豆豆乳液に凝固剤(にがり)を入れて固めると「豆腐」になります。

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  • Q2
    豆乳は、いつ頃生まれ、飲まれるようになったのですか。
    大豆豆乳液ににがりを入れて固めると豆腐になりますが、その豆腐は約2000年前に中国で誕生したと言われており、その頃から豆乳もあったと言えます。
    日本に中国(唐)から豆腐が伝わったのは奈良時代と言われていますが、豆乳の原型と言われる豆腐羹が禅宗の僧侶たちの食膳に出たのは、鎌倉時代と言われています。これが、日本における豆乳の誕生と見られます。一般の人たちに飲料商品として豆乳が出回るようになったのは戦後昭和50年前後以降でした。

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  • Q3
    豆乳には、調製豆乳、無調整豆乳、豆乳飲料の3種があると聞きましたが、どう違うのですか。
    スーパーなどで売られている豆乳(類)商品は、JAS規格で3種類に分かれて定義されています。(無調整)豆乳と調製豆乳と豆乳飲料です。
    水に浸したり、蒸したりした大豆を絞った乳白色の液状そのままの豆乳は、何も味付けしていないので無調整豆乳と言われます。この(無調整)豆乳に少々の塩や砂糖などで飲みやすくしたのが調製豆乳。この調製豆乳に果汁や紅茶(フレーバー)などで味付けしたものが豆乳飲料です。
    ちなみに、単に「豆乳」と言われている無調整豆乳の"調整"と「調製豆乳」の"調製"とは、字が異なります。面白いですね。
    日本農林規格(JAS)では、これに大豆固形分の割合やたんぱく質含有率を付帯して、3種類それぞれの規格を定義しています。(Q4参照)
    ●豆乳:「大豆固形分8%以上」→大豆たんぱく質換算3.5%以上
    ●調製豆乳:「大豆固形分6%以上」→大豆たんぱく質換算2.8%以上
    ●豆乳飲料(果汁系):「大豆固形分2%以上」→大豆たんぱく質換算0.9%以上
    (その他):「大豆固形分4%以上」→大豆たんぱく質換算1.7%以上

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  • Q4
    豆乳の容器に表示されている「大豆固形分」とは何ですか。
    豆乳(類)商品は、JAS規格で豆乳(無調整)と調製豆乳と豆乳飲料の3種に分かれて定義されています。(Q3参照)
    この区分は、原料や製法などとともに、"大豆固形分"で規格されているのです。
    豆乳と言われているものは、無調整で大豆固形分が8%以上のもの。調製豆乳は大豆固形分が6%以上のもの。豆乳飲料は果実や野菜などの搾汁を使ったり、コーヒーや紅茶などのような風味フレーバーを使ったりして味付けするかで違いますが、大豆固形分が4%以上や2%以上などと規格されています。
    味や甘さなどでおいしく飲みたい人もいれば、できるだけ大豆そのものの味で特長の栄養が摂れた方がいいと思う人など、それぞれの好みで飲む豆乳(種類、商品)が選べます。

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  • Q5
    大豆固形分(%)が多いほど、栄養が高いと思えば良いでしょうか。
    豆乳は植物性たんぱく質の飲料のため、大豆固形分が多いほどたんぱく質が多いと言えます。大豆固形分が4%の豆乳飲料より8%の(無調整)豆乳の方がたんぱく質は多いですが、カリウムやビタミン等他の栄養も大事なので、一概に大豆固形分の%だけで選ぶのは賢明とも言えないと思います。大豆固形分6%の調製豆乳を1.5倍飲むと、9%の(無調整)豆乳を飲んだのと同じになります。

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  • Q6
    豆乳と牛乳の違いは何ですか。
    似て近いようで遠い第一の理由は、牛乳が動物性なのに対し、豆乳は植物性だということです。逆に最も似ているところが、両方ともたんぱく質の飲料だという点です。
    動物性たんぱく質飲料の牛乳は、アミノ酸スコア100の良質なたんぱく質ですが、豆乳よりやや脂質分が多くコレステロールがあるのに対し、植物性たんぱく質飲料の豆乳は、牛乳と同じくアミノ酸スコアの高い良質なたんぱく質飲料で、牛乳より脂質分が少なくコレステロールのない飲み物なのです。

    豆乳はややカルシウム含有が牛乳より低いですが、代わりに牛乳よりカリウムやマグネシウム含有が高いことに加え、牛乳にはない大豆イソフラボンが含まれていることで、丈夫な骨や筋肉の発達に良いと言われています。

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  • Q7
    豆乳を料理に使う時、無調整豆乳と調製豆乳どちらを使ったら良いか、使い分けのポイントはありますか。
    最近は、飲むだけでなく料理等にもよく使用される豆乳です。味付けのない(無調整)豆乳は主に「どのような味付けにも使える」ので、おかず料理を作るのにいいですね。少し飲みやすく甘味等をつけて調整してある調製豆乳は、スムージーやスイーツ等を作るのに便利です。スムージーやカクテル・ドリンク等を作るには、少し甘味のついた調製豆乳を使用すると、より美味しく作れます。

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  • Q8
    1日の適正摂取量はどのくらいですか。また、飲みすぎると発がんやホルモンバランスの異常などの可能性がありますか。
    豆乳は飲用に際し、一般的な推奨は一日当り200mlを1~3本程度ですが、特に制限はありません。ただ、通常の飲料と同様に他の食事とのバランスを考え飲用されることをおすすめします。以前、大豆に含まれるイソフラボンの摂取量について報道がなされたことがありましたが、サプリメントなど特殊な食品が対象で、従来の大豆食品の摂取は問題ないとされています。また、発がんに関しては、逆に大豆の摂取は乳がんのリスクを低減させるという報告もされています。

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  • Q9
    豆乳は生後どのくらいから飲ませていいのですか。
    離乳食として豆乳をそのまま飲ませる場合、何ヶ月頃からならOKですか。
    赤ちゃん(乳幼児)には母乳が最適なのは言うまでもありません。ただ、母乳を補うような目的で乳児に豆乳を与えることも考えられます。生後3ヵ月未満の幼児に与える場合は、注意が必要です。医師の指導を仰ぐことが大切です。
    また、一般的には生後5~6ヵ月の離乳食にあわせて、豆乳を与えてみるのがいいでしょう。

    離乳食で豆乳を与える場合、おおよそ2倍位に薄めて(生後)6ヶ月位から、少しずつ便の状態などをみながら始めるのがいいでしょう。便が柔らかくなるようでしたら、減らしたり止めたりして様子をみてください。
    豆乳は良質な植物たんぱく飲料ですが、たんぱく質の分子が大きいため、赤ちゃんでは消化できない場合もあります。薄めたりして、少しづつ様子を見ながら飲ませていただくことがいいでしょう。3歳ぐらいまでは1回100㎖程度まで、5~6歳児でも1回200㎖ぐらいの量を目安にされるのがよいと思います。

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  • Q10
    豆乳には、肌や美容のために、どのような成分や特徴があるのか教えてください。
    豆乳には、美肌作りに欠かせない成分がいろいろ含まれています。
    一番の特徴は、女性ホルモンのような働きがある大豆イソフラボンが含まれていることです。女性ホルモン的な働きにより、肌のシミやしわおよびくすみなどを未然に防ぎます。お肌の老化を遅らせるようなそんな働きが、"美肌づくり"イメージになっているのかも知れません。
    また、豆乳に含まれるサポニンという成分の抗酸化作用や過酸化脂質の生成抑制作用が、お肌の老化防止にも効果的といわれています。

    豆乳にビタミンB1、B2、B6やビタミンEなど、お肌にいいビタミン類が豊富に含まれていることも、豆乳が女性に歓迎されている理由のようです。
    豆乳には、便秘解消のお役に立つオリゴ糖も含まれています。加齢すると増える腸内の悪玉菌を抑え、脹全体の働きを整えてくれるオリゴ糖は、便秘などによる肌荒れを防いでくれるとも言われています。ニキビなどでお悩みの方にもいいと思います。

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  • Q11
    豆乳はダイエット効果がありますか。
    豆乳は薬ではないため、効果の程は個人差、摂取状況、食生活等の状況により定かではありません。しかし、豆乳飲用によりある程度満腹感が得られますので、食事前の摂取がいいといわれます。テレビなどの情報では、メロン、キウイ、パイナップル、バナナなどとの組み合わせが紹介されているようです。健康に対しては、飲用のタイミングなどに特に限定はありませんが、大豆(豆乳)を摂取する目的の場合は、大豆含量が多い無調整豆乳または調製豆乳がおすすめです。また、継続的に飲用することもポイントといえます。なお、飲用とともに適度な運動も心掛けるといいようです。

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  • Q12
    豆乳はダイエットに良いのは本当ですか。どのような点で良いのですか。
    ダイエットと言うと、食事の量を減らすことに集中しそうですが、痩せやすい体質を作ることも大切です。そのためには一定量のたんぱく質を摂ることが大事ですが、動物性食品に比べ低カロリーの大豆たんぱく質の豆乳は、基礎代謝を高くしカロリー消費を促しますので、ダイエットをしている人の強い味方です。

    また、大豆たんぱく質の豆乳は腹持ちが良く満腹感を得やすいため、間食予防に働き食事節制に効果しますし、豆乳に含まれる大豆イソフラボンが女性ホルモン様に働き、ダイエット時のホルモンバランスを調和します。さらに、豆乳に含まれるサポニンやレシチンは体脂肪燃焼を促進させてくれますので、内臓脂肪型の肥満の方のダイエットには強い味方となるでしょう。

    ダイエットには便秘が大敵ですが、豆乳に含まれるオリゴ糖はダイエット中の方の腸内環境を整え、腸内活動を活発にします。加えて、健康的なダイエットのためには、よく歩き適度な運動をすることが大切となるでしょう。

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  • Q13
    豆乳を酸性食品だという人とアルカリ性だという人がいますが、どちらの飲み物と言うのが良いでしょうか。
    食べ物や飲み物をいわゆるそのpH値で「○○食品」と決めつけることは危険です。酸性やアルカリ性は食べた身体の中で変わるからです。
    豆乳のpH値は、種類や商品(メーカー、アイテム)により違いがあり一概に決めて説明できませんが、大体6.5~7.5の間ぐらいですから、中性のもの、酸性のもの、アルカリ性のものなど色々です。

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  • Q14
    豆乳は何故(牛乳などに比べはるかに)賞味期限が長いのですか。保存料や添加物で長くなるようになっているのですか。あの賞味期限は、常温ですか。開封したものは冷蔵庫でどの位持ちますか。
    牛乳は何日か位ですが、豆乳は3ヵ月位のものが多いですね。
    もちろん、開封前の常温でです。出来るだけ低温の冷暗所で保存してということですが、風味保持の上では冷蔵庫での保存が望ましいですね。
    開封したらすぐ飲み切ったり、使い切ったりすることが原則です。残ったものをその容器で冷蔵庫保存する場合、保管条件にもよりますが、3日〜4日ぐらいを目途にするのが望ましいでしょう。
    冷凍はしないでください。ヨーグルト状になったり、固まったりしてしまいます。
    シャーベットやアイスクリームやヨーグルトづくりなど、調理し、すぐ召し上がられるものは例外です。

    豆乳の賞味期限が長いのは、保存料のためではありません。
    大豆を洗浄、浸漬麻砕し、煮熱し、圧搾して出来た豆乳液が、殺菌、脱臭、冷却均質化され、豆乳容器に充填されて製品になります。殺菌以降は空気に触れないので、雑菌が混入せず、無菌包装されるからなのです。 しかも、容器はロング・ライフのLLパックといって、内側にアルミ層があり、外気から遮断され、長く保存できるのです。

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  • Q15
    豆乳類は「大豆固形分8%以上」(豆乳)や、「大豆固形分6%以上」(調製豆乳)あるいは「同4%以上または2%以上」(豆乳飲料)などと規定(JAS規格)されているようですが、どこがどのように計測しているのですか。
    大豆固形分は、使用した豆乳中の水分を飛ばした残りの部分の百分率で表されます。また、豆乳には大豆たんぱく質含有の規定があります。
    JAS規格では、以下のように規定されています。
    ●豆乳:「大豆固形分8%以上」 、 大豆たんぱく質換算 3.5%以上
    ●調製豆乳:「大豆固形分6%以上」 、大豆たんぱく質換算 2.8%以上
    ●豆乳飲料(果汁系):「大豆固形分2%以上」 、 大豆たんぱく質換算 0.9%以上
    ●豆乳飲料(その他):「大豆固形分4%以上」 、 大豆たんぱく質換算 1.7%以上
    これらの計測は、豆乳類を製造しているメーカー(工場)で計測されています。

    購入された商品(製品)を再検査する場合は、分析機関(有料)で可能です。

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    その他のご質問

  • Q1
    湯葉を作った後の豆乳は、元の豆乳に比べて栄養素・成分に変わりはありますか。
    湯葉は豆乳のたんぱく質を豆乳の表面で膜状に取り出したものです。したがって、湯葉を何度も採取していますと、豆乳のたんぱく質の濃度は当然のことながら低下します。栄養素や成分は当然湯葉を採取した分が減ると考えてください。湯葉も食べ、残った豆乳も飲めば、元の豆乳を飲んだのと同じですので、トータルで考えていただければ良いと思います。

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  • Q2
    牛乳が飲めない子どもに豆乳を飲ませたいのですが、何か注意することはありますか。
    卵や牛乳が摂取できないという食物アレルギーのお子さまが結構いらっしゃると聞きます。そのような方には植物性の豆乳が良いと思いますが、動物性ではない豆乳にも、いく分かのアレルゲンがあります。大豆アレルギーをお持ちの場合は豆乳もいけませんので、はじめ少量ずつ試し飲みし、抵抗感やイヤイヤ感が出ないようでしたら、豆乳を飲むようにされると良いと思います。

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  • Q3
    牛乳で下痢をしたり牛乳が好きでないという育ち盛りの子どもに豆乳を飲ませるのはどうでしょうか。
    強いアレルギーでなくても牛乳が飲めない子どもが多くなっています。最近の豆乳は青豆臭い匂いがなく大変飲みやすくなっていますので、牛乳嫌いのお子さまにはぴったりです。
    豆乳には成長期の子どもに欠かせないたんぱく質も牛乳の2倍近くあり、植物性たんぱく質でグリシンやシスチンおよびアスパラギン酸等のアミノ酸が多く、豆乳には骨密度の高い太い骨に成長させる成分があると言われています。
    また、植物性たんぱく質と骨や内臓や心の健康を助成してくれるカリウムやマグネシウムも豆乳には含まれています。

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  • Q4
    無調整豆乳を料理などにせず手軽においしく飲みやすくする方法はありますか。
    手軽においしく無調整豆乳を飲む方法は、①砂糖、シロップなどの甘みを加える。②コーヒー、ココアなどを少量加えて豆臭をマスクする。③コーヒーで使うフレッシュ等を加える、などの方法が考えられます。 無調整豆乳は、豆乳が少し濃い濃度であるため、2,3割の水を加えて、①、②、③の方法を組み合わせれば比較的おいしく飲むことができます。果汁類のジュースを加える方法もありますが、酸性のため豆乳がドロドロになり、お奨めはできません。しかし、混合した後、スプーンで良くかき混ぜてヨーグルトのように食べる方もいらっしゃいますので、一度お試しいただきお好みで飲まれるとよいと思います。

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  • Q5
    豆乳は大豆臭さが気になり、苦手です。現在市販されている中で飲みやすい豆乳はありますか。
    豆乳にはメーカーによっても味に差があります。また、豆乳は下記の3種類に分類されていますので、特徴をご覧になってお選びください。「豆乳(無調整豆乳)」‥大豆の栄養と機能性を追及する場合は、大豆たんぱく質の多い「豆乳」をお奨めします。しかしそのまま飲むには大豆が多い分豆臭が若干あるため、はじめての人には飲みにくいと思います。 「調製豆乳」‥比較的、牛乳の成分構成に近いのが、「調製豆乳」です。たんぱく質も「豆乳」に次いで高く、甘み、こく味を付けて、少し香料なども使い(使っていないメーカーもありますが)飲みやすくしています。風味や味も良く、豆乳の栄養や機能を手軽に味わえます。 「豆乳飲料」‥いわゆる嗜好飲料であり、通常使用される豆乳は調製豆乳の半分位です。果汁を入れたものは、20-30%の豆乳使用量になります。麦芽やコーヒー、抹茶、オレンジ、青汁などの味に調製されているので、とても飲みやすい飲料になっています。

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  • Q6
    豆乳や豆乳の大豆イソフラボンが妊婦に与える影響等はありますか。
    妊娠中でも豆乳は結構です。朝コップ一杯(約200ml)の豆乳は丁度良いのではないでしょうか。無調整豆乳でも調製豆乳でも、飲みやすい方で良いと思います。
    大豆イソフラボンが妊婦に良くないというような事例や研究はありませんので、安心して豆乳をご愛飲下さい。

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  • Q7
    化粧品やクスリなど、いろいろなものへアレルギーがあるいわゆるアレルギー体質(自己免疫疾患)なのですが、豆乳をもっと飲もうと思っています。
    そして、大豆や豆乳には、イソフラボンやトリプシンインヒビターとかいう物質があって、過剰に摂取しない方がいいなどと聞きます。どのくらいの量を、どのように飲んだらいいのでしょうか。
    (大豆に限らず)アレルギー体質の方は、何にでも過敏の方が多いですから、豆乳が初めての方や少々体調が不良の方は、少しづつ飲んでみて、自分にはなじめそうだなと感じたら少しづつ飲む量や頻度を増やすようにしたらいいと思います。

    豆乳に含まれるイソフラボンは、女性ホルモン的な働きをしますので、加齢していき骨量が低下してみられる骨粗鬆症の予防にいいと言われています。
    何でも“過ぎたるは・・・”ですが、200㎖の豆乳を1日2回程度の飲用は問題ありません。

    生の大豆に含まれているトリプシンインヒビターについて心配されているのだと思いますが、大豆を加熱処理してつくられる豆乳(液)のトリプシンインヒビター量はわずかで、そのような心配はいらないと思います。
    トリプシンインヒビターは、たんぱく質の分解酵素の働きを阻害(消化不良)すると言われていますが、膵臓の働きを活性化(インスリン増加)させたりするので、糖尿病などの予防に良いとも言われています。

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  • Q8
    豆乳にレモン汁や酢など酢を加えると、凝集したり凝固しますが、栄養に変化はありますか。飲んでも大丈夫ですか。
    豆乳は酢を加えたりする(pHを下げる)と、トロッとなったり凝固します。また、豆乳を乳酸菌で発酵させれば、ヨーグルト状になりますし、豆乳が胃の中に入った時も胃酸などで似た状態になっていると思われます。しかしこれで栄養が壊れたり、飲んで問題が起きたという報告は出ていません。
    最近は、フルーツやヨーグルトでおいしく作られた豆乳飲料が市販されていますが、ご自分で豆乳に何かお好みの果物などの味付けをしたり、スムージーにしたりして、豆乳をおいしく飲まれるのもいいですね。

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  • Q9
    豆乳を加熱する時に、凝固しにくくさせる調理のコツはありますか。
    豆乳の凝固は、pH(酢を加えてpHを下げるなど)やミネラル(CaやMgなどや豆乳の凝固用に用いられるにがり成分など)、たんぱく質濃度等により状況が異なります。凝固しにくい条件は状況により異なりますが、酢を控えめにする、加熱度合いを低くする、片栗粉でとろみをつける、調製豆乳(豆乳に比べ大豆たんぱく質濃度が濃い)の使用なども効果が期待できます。

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  • Q10
    豆乳をダシやスープの素の代わりに使っている方もいると聞きます。豆乳には、トマトでいうグルタミン酸などの「うまみ」成分はありますか。
    豆乳のたんぱく質には、グルタミン酸も多く含まれていますが、たんぱく質の形態がグルタミン酸単体ではなく結合した形態のため、「うまみ」効果はそれほどありません。
    クリーミー感、まろやか化などの効果が期待できます。

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  • Q11
    豆乳を飲むようになったら何だかオナラが出るようになった気がします。豆乳には、何かそのようになる成分が入っているのでしょうか。
    豆乳の飲用で、腸内ガスがよく発生するようになるとも聞きますが、一過性のようですし、腸内は他の食べ物との組み合わせや環境などで変わるでしょうし、一方的に豆乳に責任を押し付けるのもどうかと思います。
    その様になる具体的な成分が何かは、今のところ豆乳には見当たりません。気になるようでしたら、少し飲むのを止めるなどしてみてください。

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  • Q12
    現在、牛乳でなく豆乳を飲んでいる方は、量はどのくらいなのでしょうか。
    牛乳を飲んでいる方は、豆乳の10倍以上だと言われていますが、「飲んでいる」ことの頻度や量でどう規定するかが色々ありますから、ずばり何対何ということは分かりません。
    ただ、牛乳(市乳)は大体年間350万㎘と言われているのに対し、豆乳(類)は31万㎘ですから、牛乳の9%くらいと見られます。

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  • Q13
    最近よく聞く「豆乳スムージー」とは何ですか。豆乳と果汁を合わせたものだと豆乳飲料が色々売っていますが、違いを教えてください。
    もともと「スムージー」とは、スムース(Smooth)が語源で、「なめらかな」とか「口当たりが良い」とかの意味なのでしょう。ですから、豆乳そのものより何かと合わせて「飲みやすく」「自分好み」にするのであれば、果物でも野菜でも自分の好みにフィットすれば、それで豆乳スムージーです。
    実際には、野菜や果物などと豆乳を組み合わせて、これをミキサーなどで攪拌して飲みます。果物などを冷凍して合わせたりします。はちみつを加えると、よりおいしくなるようです。

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  • Q14
    豆乳は温めて飲んでも栄養など変わりませんでしょうか。
    温めてもおいしく飲めますし、栄養などもほとんど変わりません。少々味のついている調製豆乳やフルーツや紅茶などの味の豆乳飲料は、温めずクールで飲んだ方がおいしいと思います。電子レンジで温める際は、耐熱容器に移してから加熱してください。

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  • Q15
    大豆に多く含まれていてお米や小麦などにはあまり含まれていない必須アミノ酸は何ですか。また、どのような働きがあるのでしょうか。
    リジンです。リジンは、たんぱく質の生成をサポートし、体の組織代謝を促進させ成長させる働きがあるので、お子さまからお年寄りまで、どなたにも有用な成分で、人の免疫力アップにも有効です。

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  • Q16
    日本豆乳協会は、どのような団体なのですか。消費者その他の方などは入っていないのでしょうか。
    日本豆乳協会は、昭和54年9月1日に設立された豆乳関連業界の任意団体です。豆乳類を製造・販売する企業やこれらに関連する事業や研究をしている企業や団体が参加する団体です。現在の会員企業は、キッコーマン飲料㈱、キッコーマンソイフーズ㈱、マルサンアイ㈱、不二製油㈱、㈱ふくれんと日本テトラパック㈱の6社です。
    関連団体として、日本豆乳公正取引協議会(加盟企業10社)があります。

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  • Q17
    豆乳の容器は使用しづらく感じますが、牛乳のような容器にすることはできないのでしょうか。
    豆乳は栄養成分が豊富なので、牛乳より腐りやすい傾向にあります。豆乳を牛乳と同じ無菌包装の屋根型容器に入れますと、賞味期限が短くなります。
    空気に触れず無菌充填された豆乳商品が、お客様のお手元に届くまで、内側アルミの容器により外気遮断状態がつづき、雑菌が入らず賞味期限が長くなるようレンガ型の内側アルミの容器を使用しています。
    保存料などは一切使用していませんので、安全安心して豆乳をご愛飲ください。そのため、牛乳と同じ屋根型容器にしていないのです。

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  • Q18
    牛乳容器はスーパーに専用の「リサイクル回収ボックス」がありますが、豆乳(容器)のリサイクルはしていないのですか。 アルミと一緒で、出来ないのですか。 豆乳容器の回収方法などを教えてください。 豆乳容器は内側にアルミを使っているのに、リサイクル「紙」マークになっているのですが、牛乳の「紙パック」マークと違うのですね。 どのような理由で、豆乳は「紙」マークなのでしょうか。
    豆乳類の商品の多くは、牛乳などの紙パックと違いアルミニウムを使用した紙容器で市販されています。この場合、資源有効利用促進法(リサイクル法)に基づき、「紙」マークを表記することになっていますが、アルミを使用しているため「紙パック」表記にはならないのです。

    現在でも一部の豆乳類(容器)は、コンビニエンス・ストアなどを通じ、リサイクル回収されていますが、まだ限られています。
    飲用済み容器を解体洗浄乾燥し、これを回収専用袋封筒に入れ、近くのコンビニエンスストアにご持参いただく方法で行っています。近くその方法をホームページなどで、回収専用袋封筒の入手法などをお知らせしています。

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  • Q19
    豆乳には、野菜ソムリエや豆腐マイスターのような認定や資格検定(試験)のようなものはあるのでしょうか。
    はい、「豆乳マイスター」という日本豆乳協会認定の資格とそのための検定試験が、毎年12月に行われています。
    2013年より開催され、この2016年12月は第4回目の試験(会場:東京、大阪、名古屋)になります。概要やお申込みは、日本豆乳協会のホームページをご覧ください。
    毎年、4者択1で選択回答する問題が50問出るペーパーテストですが、同協会のホームページに掲載されている模擬回答で予習されていれば、大体8~9割の方が合格すると同協会資格検定事務局の言葉です。
    合格者には、認定証やバッチが交付されます。

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